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島田 温次 院長

ATSUJI SHIMADA

体調不良から予防接種、検診まで地域の小児専門医として診療。
お子さん、親御さんの気持ちにしっかりと寄り添う

聖マリアンナ医科大学卒業、同大学小児科に入局。聖マリアンナ医科大学病院、横浜市西部病院に勤務。静岡メディカルアライアンス しらはまクリニック院長を経て2013年、しまだ小児クリニックを開院(南武線 武蔵新城駅北口から徒歩7分)。 

島田 温次 院長

島田 温次 院長

しまだ小児クリニック

川崎市中原区/上小田中/武蔵新城駅

  • ●小児科

父の影響をうけ医学の道へ

島田 温次 院長

医師を目指したのは開業医だった父の影響が大きいですね。子どもの頃から身近にあった職業でしたからね。教師になろうと思ったこともあったんですが、最終的に医学の道を選びました。大学卒業後は小児科に入局。小児科を選んだのはもともと子どもが嫌いじゃなかったこともありますが、一つの臓器にこだわらず、患者さんの全体を幅広く診察することに魅力を感じたからです。選んで良かったと思いますし、自分にとても合っていると感じますね。
その後は、同級生からの誘いで、静岡メディカルアライアンスに勤務しました。しらはまクリニック院長を経て2013年にしまだ小児クリニックを開院いたしました。(南武線 武蔵新城駅北口から徒歩7分)。開院当初は、周囲にはマンションもあり、ファミリー層の方も多くお住まいなので、受診される方は周辺の方が多かったです。最近では口コミや評判を聞いて受診される方もおかげさまで増えてきましたが、開院時から通うお子さんも多いですよ。

受診しやすい環境を整え、感染症対策もしっかりしたクリニック

島田 温次 院長

お子さんのためにお忙しい中来てくださっているのに、長い時間を待たされてしまったり、苦しそうなお子さんにスムーズな診療を受させてあげられず、なかなかお家に帰してあげられなかったり。辛いからクリニックに来ているのに、クリニックに来たがために余計に辛い思いをしてしまう。それって保護者の方々にとって辛いことですよね。あまりお待たせせずなるべくさっと診察をして帰宅させてあげたいので、予約システムを導入しました。予約システムはそうしたスムーズな診察以外にも、他の患児からの感染予防にも繋がります。感染症対策として入口を別にした第2待合室も設けており、予防接種はしっかりと時間で分けました。赤ちゃんの頃は予防接種のスケジュールも詰まっていますから、なるべく風邪など感染症にかからず、効率良く接種させてあげたいと考えています。
院内もなるべく明るい雰囲気を出せるように飾り付けなどもして、あと余談になりますが、クリニックはメガネをかけた白クマがシンボルマークなのですが、実はこれ私がモデルなんです。(笑)以前勤めていた静岡県下田市の病院では子どもたちからプー先生と言われていました。けっこう子ども受けはいいのかもしれません。

親御さんが答えやすいように配慮

島田 温次 院長

診療の際にはなるべく分かりやすい言葉で噛み砕いてお話をするようにしています。医学用語は難しいものも多いですからね。そして、親御さんとお話する時にはなるべく「いつ、どこで、どうしたか」話やすいような聞き方を心がけています。皆さん急な事で慌てているせいか、伝えたいことが話せない、という方も多いんです。例えば風邪で受診をされて今日は熱がひどくて咳がでているんですが、というお話をされた方がよく聞いてみると実は下痢もしていた…、熱は一週間位続いていた…ということもあります。子育て経験があまりない親御さんの場合、急に症状が出てどうしたらいいのか分からなくなってしまい、何が心配なのかぼやけてしまうんですね。また、伝えることが苦手な方も多いので必要なことをこちらから聞き出すようにしています。何を心配しているのかをお聞きすることも大事ですね。保護者の方の気持ちや言葉をできるだけ上手く引き出してあげたいと思いますね。

お子さんともしっかりとコミュニケーション

診療は基本的に親御さんから情報を聞くことが大事なのですが、診察や治療を受けるのはお子さんです。特に言葉が話せるようになると気持ちを伝えたりこちらの話を聞いたりといったこともできるようになります。ですからお子さんには3歳位を目安に「何が辛いの?」「今、どうなの?」など直接聞くようにしています。また、様子を見て話が理解できる子にはきちんと治療の内容を説明しています。綿棒を出すとインフルエンザの検査だと思い大泣きしてしまいますので、「これは鼻、これは口」…と説明するんです。(笑)また、嘘をつかないことも子どもとの信頼関係を築く上で大切にしていることです。例えば注射一つにしても「痛くないよ」…ではなく、「痛いけど頑張れる痛さだからね」とか「小学生なら耐えられる痛さだよ」と正直に説明することでけっこう子どもたちも頑張ってくれますね。

これから受診される患者さんへ

当院の診療内容は小児科一般のほかアトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息の診察も行います。各種予防接種や川崎市指定の3ヶ月、7ヶ月、5歳児検診などの乳幼児健診も対応しています。こうした定期検診は内科小児科でも対応可能ですが、できれば小児科専門医で受けることをお勧めします。多くのお子さんを診ていることもあり、いろいろなアドバイスができると思います。
当院にみえる方は子育て経験があまりない方も多く、熱が出てどうしていいか分からない…という方も結構いらっしゃいます。病気の時はまずはお子さんの様子をみることが一番大事。薬を使ったから早く治るというものでもありません。赤ちゃんの場合、機嫌が良くてお乳やミルクが飲めているのであれば、多少鼻が詰まっていても大丈夫です。お子さんの場合は食欲があり、元気に遊べていればそんなに心配することはないものです。
また、最近はテレビやインターネットでさまざまな情報を得ることができますが、かえって不安になってしまう、逆にどうしていいか分からない…ということも多いのではないでしょうか。特に子育ての経験が少ない方や、周りに相談する相手もいない場合特に心配な気持ちになると思います。お子さんの体調不良はもちろん、子育てで何か分からないことがある場合もご相談ください。私が答えられるものはお答えしますし、必要に応じて行政が行っているさまざまな相談窓口をご紹介も可能です。私自身父親として子育てをしてきた経験も活かし同じ親としての目線からアドバイスできることもあるかもしれません。診療と同時に近隣数か所の保育園の園医もやっているのですが、日曜・祝日以外は一日休診の日がないよう体制も整えておりますので、お子さんのかかりつけ医として気軽に足を運んでいただければと思います。

※上記記事は2018年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

島田 温次 院長 MEMO

小児科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:釣り(海)
  • 好きな本・作家:週刊少年ジャンプ
  • 好きな映画:MARVEL作品
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:Mr.Children、スキマスイッチ
  • 好きな場所:コメダ珈琲、コストコ

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